INFORMATION

第二回「藝展―GEI-TEN―」プラハ展
日本・チェコ交流100周年記念 第二回「藝展―GEI-TEN―」プラハ展に参加しました

会期:2021年7月15日(木)〜7月18日(日)
会場:マネス・エキシビション・ホール(チェコ・プラハ)
主催:藝展実行委員会
運営:株式会社 クオリアート
後援:在チェコ共和国日本国大使館

14世紀に神聖ローマ帝国の首都となったことで、中欧随一の美しい街並みが築かれたチェコ共和国の首都プラハ。ユネスコの世界文化遺産にも登録されている「プラハ歴史地区」には現在も数多くの歴史的建造物が残されています。

2020年に日本とチェコ共和国が外交関係を開設してから100周年を迎えることを記念して、2019年に京都の清水寺で日・チェコ国交樹立100周年事業として美術展覧会「第二回藝展」を開催。本年その巡回展となるプラハ展を、新市街の中心にファインアーティスト協会の建物として設立されたマネス・エキシビション・ホールにて開催し盛況の裡に幕を閉じました。

会場には日本から本展に参加した日本画23点、洋画56点、彫塑・工芸52点、写真3点、書道19点の全153点を展示。コロナ禍にも関わらず連日多くの方にご来場いただくことが出来ました。

マネス・エキシビション・ホールは、1930年にモルダウ川のほとりに設立。光が降り注ぐガラス張りの屋根や吹き抜けが特徴のモダンな建築で、プラハでも権威ある展示ホールとして利用されてきました。2014年5月に空調や照明、セキュリティの設備を充実させリニューアルオープンを果たした後には、フランシス・ベーコンやマシュー・バーニーなど著名な現代美術を展示する展覧会なども催されています。

歴代の王の居城であったプラハ城や、聖ヴィート大聖堂、旧王宮など、中世以来のさまざまな建築様式が見られ、尖塔の多さから「百塔の町」と称されるプラハで開催した本展。日本の芸術家による作品の数々は、「百塔」に引けを取らないその多様な表現で、ご来場者を魅了していました。